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ELEGOOのNEPTUNE2を買ったので、フィラメントも他のものを試してみた。
Pxmalion ABS 3Dプリンター用フィラメント素材 マテリアルABS樹脂材料 1.75mm径 正味量1KG(2.2LB)
ELEGO NEPTUNE2での検証なので、他のメーカーの3Dプリンタでは設定は違うかもしれない。
フィラメント素材のABSについて
ABS素材については、次のサイトを参照した。
3DプリンターのABSフィラメント完全ガイド
PLAに比べて耐熱温度が高く、強い特性がある。ということでPLAを使う理由がないなと思ったのでこのフィラメントを購入してみた。
ところが、このフィラメント厄介な特性がたくさんあった。
amazonの説明欄を見ると以下のことが書いてあった。
- 出力時の温度(≒融点)がPLA樹脂に比べ高い→高い温度でないと出力できない(230-260℃程度)。100℃くらいまでは変形しにくい。
- 反りやすい→温度が下がった時の樹脂の収縮量がPLAよりも大きいため。薄く長い、平たいものの出力は苦手。
- 加工しやすい→PLAに比べてやすりがけなどが格段に楽。サポート材を外すのも非常に容易。
- 靭性がある→PLAに比べやや柔軟性があるので、曲げや伸びに対しても耐性がある。
ABSフィラメント悪戦苦闘
層間の接着がされない。
フィラメントのドラムには適正温度は、220度~240度となっていた。
少し間をとって230度にしたが、出力した層間の接着が全然できていない。
おそらく温度が低いのだろうと考えた。
Amazonの説明欄には230~260となっている。随分と仕様が違うもんだと思った。
台座の剥がれ
テーブルの温度は、60度のに設定していた。
何度やっても、テーブルから台座がはがれてしまう。
ネットでABSフィラメントの失敗事例を見たところ、同じように失敗している人がたくさんいた。
とりあえず、テーブルの温度も80度に設定した。中には100度に設定している人もいるようだ。
造形時にパチパチ音がする。
造形時にパチパチ音がするのは、フィラメントが湿気を吸ってしまっているからだそう。
(この記事を参照:フィラメント乾燥機を購入。)
パチパチ音が鳴ることについては、気になってはいたが、何度見ても出力に影響がないようだったので、実害はないのかなと思っていたが、あまり多くの湿気を吸収すると造形物にはよくないらしい。
記事を読んで僕もこの乾燥機を買おうか悩む。
といっても1万円か~高いなー。
しばらくは、ダイソーで買った550円の密閉容器に乾燥剤を入れて湿気を吸わないようにしたい。
順調に行っていたが、出力が途中から崩れる
ABSのフィラメントで何度も試行錯誤し、出力も造形物の真ん中くらいまでできるようになった。
このままうまくいってほしいなと思ったのもつかの間、造形物ではなくて、糸の塊をもじゃもじゃ出すようになってしまった。
この現象は、造形物が冷やされるときに歪んでしまうため、ノズルが予定したところで出力しても、前の出力した後がないため素材を積層できずおこるものと考えた。
ABSの特性を再度調べたところ、ABSは急激に冷やすと歪みが大きくなる とのこと。
PLAはフィラメントを急激に冷やすことによって歪みを少なくするということだったが、
ABSは逆の特性を持っていることが分かった。
設定としては、ノズルを冷やすファンの動作を0としてゆっくり室内の温度でゆっくり冷やすようにした。また、部屋は暑くなるが窓をしめ冷房も止めた。
やはりここでも後悔。3倍くらい値段は違うが、箱に入ったタイプの3Dプリンタにしておけばよかった。
3Dプリンタは大物を作るとすごく時間がかかるので、小物を作ることが多くなる。
しかも大物の出力が失敗すると、かけた時間がもったいない。
箱に入った3Dプリンタは空間の環境が安定化するので、出力の失敗も少ないと思われる。
入門者は箱に入った3Dプリンタをおすすめしたい。
そうはいっても、何とかABSで出力できた。

このノートPCスタンドのデータは、ここからからダウンロードした。
(EXPLOREタグからLAPTOP STANDを検索。)
世界の3Dプリンターラーの作成物はすごい量の作成物だし、おしゃれで格好いいものも多い。
日本人としても3Dデータの作成をもっとうまくなって、公開できるようにしたいな。



