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こんにちは、ちばりよー男です。
沖縄に移住して、早5年が経ちました。結婚を機に妻の地元である沖縄へ引っ越してきたわけですが、あのとき本州からトラックいっぱいに荷物を詰め込んで持ってきたことを、今でもちょっと後悔しています。
「せっかく持ってきたのに、これ全然使わないじゃん……」
そんな体験、移住した人なら一度はあるんじゃないでしょうか。沖縄は気候も文化も生活スタイルも、本州とはかなり違います。本州では当たり前に使っていたものでも、沖縄では「まったく出番なし」なんてことがザラにあるんです。
この記事では、移住5年の経験をもとに「本州から沖縄に持ってきて後悔したもの10選」をリアルなエピソードつきでご紹介します。これから移住を検討している方、引っ越し準備中の方に、少しでも参考になればうれしいです。
①「冬物」関連で後悔したもの
1. 厚手のコート・ダウンジャケット
移住前の私は「沖縄でも冬はあるんでしょ?」と思って、ダウンジャケットやウールのコートを数着持ってきました。結論から言うと、ほぼ着ていません。
沖縄の冬(12〜2月)の平均気温は15〜20℃程度。本州でいえば「ちょっと肌寒い秋」くらいの感覚です。地元の沖縄の人たちはこの気温でも「寒い!」とモコモコした格好をしていますが、本州育ちの私からすると「フリース1枚あれば十分」な気温です。
引っ越しからしばらくして、クローゼットの奥に眠らせたまま数年が過ぎ、結局断捨離しました。本州に帰省するときだけ必要なので、実家に置いておくか、帰省のたびにユニクロで買うほうが現実的です。
2. 電気毛布・こたつ
「冬は寒くなるだろうから」と電気毛布を持ってきましたが、これも使ったのは最初の年の数回だけ。こたつに関しては、友人の沖縄出身者に「こたつ持ってくるの?」と笑われたことを今でも覚えています。
沖縄の家はそもそも「冬に備えた構造」になっていないことが多く、断熱材が薄かったり、床暖房がなかったりします。ただ、それでも気温自体がそこまで下がらないので、電気毛布があれば十分快適に過ごせます。こたつは場所を取るだけだったので、知人に譲りました。
3. スキーウェア・スノーボード用品
独身時代に趣味だったスノーボードの板やウェアを「いつか本州に行ったとき使うかも」と持ってきましたが、沖縄に移住してから一度もゲレンデに行けていません。スペースを占領するだけだったので、メルカリで売りました。これは移住前に売っておくべきでした。
②「湿気・カビ」で後悔したもの
4. 革製品(バッグ・財布・革靴)
沖縄の湿度は年間を通じて高く、特に梅雨(5〜6月ごろ)は湿度が80〜90%を超える日もあります。この環境、革製品には過酷すぎます。
本州にいたころ大切に使っていた革のビジネスバッグ、移住して最初の梅雨を経験したらカビが生えていました。それなりの値段がしたバッグだったので、かなりショックでした。定期的なメンテナンスを怠らなければ防げるのですが、正直なかなか手が回らないですよね。
今は防水スプレーや除湿剤を駆使してなんとか管理していますが、革靴は特に大変です。ちなみに沖縄ではビジネスシーンでも革靴よりスニーカーやサンダルで通勤している人が多く、革靴自体の出番も本州より少ないです。
革製品を長持ちさせたい方は、革製品用防カビ・除湿グッズを常備しておくことをおすすめします。
5. 本・書籍・漫画の大量コレクション
本が好きで、本州から段ボール10箱以上分の本を持ってきました。これが大失敗でした。沖縄の湿気で紙がよれよれになり、カビ臭くなってしまうんです。
今は本棚に本棚用シリカゲル除湿剤を置いてなんとかしのいでいますが、本当は電子書籍に移行するのがベストだったと思っています。Kindle Unlimitedに入会して、今は新しい本はほぼ電子書籍で読んでいます。本好きな方で沖縄移住を考えている方は、引越し前に思い切って蔵書を断捨離するか、電子化することを強くおすすめします。
③「沖縄の生活スタイル」と合わなかったもの
6. 高級スーツ・フォーマルウェア
会社員なのでスーツを数着持ってきたのですが、沖縄はかりゆしウェア文化が根付いているので、スーツを着る機会が本州より圧倒的に少ないです。
「かりゆしウェア」というのは、沖縄の伝統的な柄(ハイビスカスやシーサーなど)をあしらった、沖縄版のビジネスカジュアルウェアのことです。4月〜11月の長い期間、多くの職場でかりゆしウェアが正装として認められています。私の職場でも夏場はほぼ全員かりゆしウェアで、スーツを着ているのは外部との大事な商談があるときくらいです。
高いスーツを何着も持ってくるより、かりゆしウェアを数着揃えたほうが断然活躍します。
7. 加湿器
本州の冬は乾燥しますよね。だから加湿器は必需品だったのですが、沖縄では「乾燥対策」よりも「除湿対策」が必要です。沖縄の冬でも湿度は60〜70%程度あることが多く、加湿器を使う場面がほとんどありません。
引越し前に「沖縄でも使えるかな」と思って持ってきましたが、結局1〜2回使ったきりで物置に眠っています。沖縄で本当に必要なのは除湿機のほうです。むしろ年中フル稼働している除湿機は沖縄の家庭の必需品で、引越し直後に買い足しました。
8. 大型の灯油ファンヒーター
前の家で使っていた大型の灯油ファンヒーターを持ってきました。が、沖縄では灯油を売っているスタンドが非常に少なく、灯油の入手自体が大変です。また前述のとおり冬もそこまで寒くないので、エアコンの暖房機能で十分まかなえます。
これは完全に不要でした。引越しのときに処分すればよかったと後悔しています。沖縄移住を検討している方で灯油ヒーターをお持ちの方は、本州で売却か処分してくることをおすすめします。
④「趣味・レジャー」で後悔したもの
9. 自転車(ロードバイク)
本州にいたころ趣味だったロードバイクを持ってきました。「沖縄の海沿いをサイクリングしたら最高だろうな」と夢を膨らませて。しかし現実は甘くなかった……。
沖縄は坂が多く、風も強く、そして何より夏の気温と湿度が尋常じゃありません。本格的に乗れる季節が限られていることと、沖縄は車社会なので道路の整備が自転車向けではない場所も多いです。ゆいレール(沖縄唯一のモノレール)も自転車の持ち込みは基本NGです。
結果として、ロードバイクは年に数回しか乗らなくなりました。さらに、潮風の影響でメンテナンスをサボるとあっという間に錆びます。沖縄でサイクリングを楽しみたいなら、錆びにくいアルミやカーボンフレームで、しっかりメンテできる環境が整ってからがいいと思います。
10. 大量の調理器具・キッチングッズ
料理好きということもあり、本州から鍋やフライパン、調理家電をたくさん持ってきました。しかし沖縄に来てから気づいたのは、「外食が安くておいしいので、あまり自炊しなくなる」ということです。
沖縄はソーキそばやタコライス、ゴーヤーチャンプルーなど、地元の食堂で食べると驚くほどリーズナブルで美味しいものがたくさんあります。家族3人で食べても1,500〜2,000円で収まることも多く、「じゃあ外食でいいか」となる回数が増えました。
大型の鍋や使用頻度の低い調理器具は持ってくる前に整理しておけばよかったと思っています。特に一人暮らしや夫婦2人での移住であれば、キッチングッズは最低限にして、現地で必要なものを少しずつ揃えるのがおすすめです。
後悔したもの・活躍したもの 比較まとめ
ここまでの内容を表にまとめました。移住の荷物整理の参考にしてみてください。
| 持ってきたもの | 後悔度 | 理由 | 代わりに必要なもの |
|---|---|---|---|
| 厚手のコート・ダウン | ★★★★★ | 沖縄の冬は温暖でほぼ不要 | 薄手のカーディガン・パーカー |
| 電気毛布・こたつ | ★★★★☆ | 冬でも気温が高く出番なし | エアコン(暖房機能) |
| スキー・スノボ用品 | ★★★★★ | 沖縄ではまず使わない | シュノーケリングセット |
| 革製品(バッグ・靴) | ★★★★☆ | 湿気でカビが生えやすい | ナイロン・合成素材のバッグ |
| 大量の本・漫画 | ★★★★☆ | 湿気でよれ・カビの原因に | 電子書籍(Kindle等) |
| 高級スーツ | ★★★☆☆ | かりゆしウェア文化で出番少 | かりゆしウェア数着 |
| 加湿器 | ★★★★★ | 沖縄は年中湿度が高い | 除湿機(必需品) |
| 灯油ファンヒーター | ★★★★★ | 灯油入手困難・使用機会なし | エアコン |
| ロードバイク | ★★★☆☆ | 気候・道路環境が合わない | 軽量な折りたたみ自転車 |
| 大量の調理器具 | ★★★☆☆ | 外食が安くておいしいので自炊減 | 最低限の調理器具のみ |
逆に持ってきてよかったものとしては、除湿機・扇風機・日焼け止め(大量ストック)・UVカットのカーテン・防水スプレーなどが挙げられます。これらは沖縄でも買えますが、引っ越し前から準備しておくと楽です。
なお、沖縄移住後に必ず必要になる除湿機は、コンプレッサー式除湿機が沖縄の気候に向いています(気温が高い環境で除湿効率が上がるため)。引越し前にチェックしておくといいですよ。
FAQ:よくある質問
Q1. 沖縄移住のとき、荷物はどのくらい減らすべきですか?
A. できる限り減らすことをおすすめします。沖縄への引越しは本州からだと船便(フェリー)を使うことが多く、輸送コストが高くなりがちです。「1年以上使っていないもの」は思い切って処分するのが正解です。沖縄でも大型ショッピングモール(イオンやサンエーなど)があり、たいていのものは現地で揃えられます。
Q2. 沖縄は冬でも本当に暖かいですか?移住したら冬服はいりませんか?
A. 基本的には温暖ですが、「まったく不要」というわけではありません。12〜2月は最低気温が15℃を下回る日もあり、薄手のジャケットやパーカーは必要です。ただし、本州で使っていた厚手のコートやダウンジャケットはほぼ不要です。「薄手のアウターを数着+重ね着できるインナー」で沖縄の冬は十分乗り越えられます。
Q3. 沖縄は湿気がすごいと聞きますが、どんな対策が必要ですか?
A. 除湿機は必須アイテムです。梅雨(5〜6月)はもちろん、それ以外の時期も湿度が高い日が多いので、年間を通じてお世話になります。また、クローゼットや押し入れには除湿剤を常備し、革製品や本などは定期的なメンテナンスが必要です。エアコンの除湿機能も活用しましょう。カビが生えやすい場所(窓のサッシ・浴室まわり)は特に注意が必要です。
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Q4. 沖縄でも車は必要ですか?
A. 那覇市内に住む場合を除けば、車はほぼ必須です。沖縄は公共交通機関が少なく(バスはありますが本数が少ない地域が多い)、ゆいレールも那覇市内の一部路線しかありません。移住を機に車を購入・持ち込む方が多いです。ただし、潮風の影響で車のサビに注意が必要なので、洗車や防錆処理を定期的に行うことをおすすめします。
Q5. 沖縄移住後、本州のものが手に入りにくくて困ることはありますか?
A. 以前と比べてだいぶ改善されています。イオンやコストコ(那覇近郊)、Amazonなどネット通販も充実しているので、たいていのものは手に入ります。ただし、送料が本州より高くかかる場合があること、配送に数日余分にかかることはあります。また、「地元の商店では売っていないニッチなもの」はやはり入手しにくいので、そういったものは本州から持ってくるか、帰省のときにまとめ買いする人が多いです。
まとめ:荷物は「沖縄の気候・文化」を基準に選ぼう
移住5年の経験から、後悔したもの10選をご紹介してきました。改めてまとめると、後悔の原因は大きく3つに分けられます。
- 気候が違う:冬物・暖房器具・加湿器など、本州の気候に合わせたものは不要になりやすい
- 湿気が強い:革製品・本・精密機器などは湿気の影響を受けやすく管理が大変
- 生活スタイルが違う:スーツの出番が減る、外食文化が根付いているなど、沖縄ならではの生活習慣に合わないものがある
移住の荷物を選ぶときは、「これ、沖縄でも使うかな?」と一度立ち止まって考えてみてください。迷ったら持ってこない、が鉄則です。引越し費用も下がりますし、新生活のスタートもスッキリします。
私自身は移住当初にたくさんの荷物を持ち込んで後悔しましたが、おかげでその後の断捨離が進み、今はかなりシンプルな暮らしができています。結果オーライと思っておきましょう(笑)。
これから沖縄移住を考えている方、引越し準備中の方の参考に少しでもなれば嬉しいです。移住に関する疑問や、「こんなことも知りたい!」というリクエストがあれば、コメント欄でお気軽にどうぞ。
ちばりよー男でした。またよろしくです!


